寒さ対策100選

冬の冷風は小鳥に大敵!
ケージまわりの寒さ対策を

文鳥・十姉妹・インコ・小鳥の寒さ対策

 南国の鳥は寒がりです

インコなどの南国原産の小鳥たちは、やはり寒さに弱いものです。もちろん全てがそうだというわけではなく、種類や個体によっては寒空でもへっちゃらというものもいます。

それでも初めての冬を迎える幼鳥をはじめ、老鳥や病気にかかって弱っている個体は温度の変化に弱い傾向が高まります。身体が小さいだけにあっという間に体温を奪われ、あれよあれよと弱ってしまうので注意しましょう。

文鳥

 115:小鳥にとって寒いかどうかを見極める

普段から外で飼われている小鳥は寒さにもある程度強く、少々の冷えくらいなら元気に動いてくれます。
それでも冷風がそのまま吹きつける状況はよろしくありません。風除けを設置するなどの工夫をしてやりましょう。

カゴ飼いをしている場合は、昼間はケージを窓際の温かい場所に移し、夕方日が落ちる前には窓際から遠ざけます。日が沈むと窓から冷気が直にケージ内へ伝わるためです。
いずれにせよ小鳥は極端な温度変化を嫌うものです。夕方急に寒くなる時季には時に注意しましょう。

鳥かご

真冬のふくらすずめのようにふっくらした姿は、羽毛を逆立てて寒さに耐えている状況です。
また普段は眠らない時間なのにクチバシを背中に挿すようなポーズを取っている場合も寒いという合図になります。小鳥のちょっとした動きにも目を配ることが大事なのです。

 116:ケージの寒さ対策

まずはケージの置き場を確認しましょう。風通しがやたらよい場所だったりしませんか?すきま風が入ってこない場所を選びます。

そして床から伝わってくる冷えを防ぐために、ケージと床の間にウレタンマットなどの断熱材を敷いておきましょう。
さらにケージをビニールカバーもしくはプチプチで覆い囲みます。このとき完全密閉するのではなく、通気用の穴か開封口を少し開けられるようにします。あくまで通気すればよいだけなので、冷風がケージ内を通り抜けるような開け方はしないように。
また新品のビニールは小鳥にとって有害な物質を蒸散しますので、買って来たら水洗いし、外で天日に当てて一週間ほど干し、独特のビニール臭がしないようになってから使うようにしましょう。

セキセイインコ

日が暮れて室温が下がって来たらお休みの時間ということで、ビニールカバーの上からさらに暗い色の厚めの布でケージの周りを覆います。布はタオル地だと爪を引っ掛けて思わぬ怪我をすることもありますので、注意します。

巣は木箱のものよりも藁でできたツボ巣のほうが保温性があります。

 ビニールカバーのオススメアイテム

 117:ペットヒーターを活用する

室温が20度を下回るときはペットヒーターを使用するのも手です。触れた部分だけ温かいパネルヒーターよりも、空気そのものを暖めてくれる保温球のほうが小鳥には向いています。

保温球は電球を取り換えることで出力の調整が利きます。100Wで暑いときは60Wに、60Wで暑い時は40Wにするという感じですが、暑いかどうかの感覚は皮膚感覚だけでは判りにくいので、温度計をケージに設置して目視で確認できるようにしておきましょう。

100Wや60Wの保温球は結構大きく、カバーまで含めるとトイレットペーパー大くらいあります。ケージが小さければケージの外に設置することになります。ケージがさほど大きくない場合は30W・20Wのものをケージ内に設置するのが一般的。

さらにサーモスタッドも設置しておきます。
室温が下がると自動的にヒーターの電源が入り、設定した温度を保つようにする電気器具です。夜間や外出時の温度管理に欠かせません。

ペットヒーター
▲ペットヒーター
画像引用:旭光電機工業株式会社

ペットヒーターを使用する際は、1カ所通気孔を設けておきます。火災の恐れがありますので、ペットヒーターに直接布などを被せてはいけません。ビニールカバーや布がヒーターに触れないよう、間隔を開けるようにしてください。

 ペットヒーターのオススメアイテム


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 118:極度に甘やかすのもNG

上記でペットヒーターについて述べていますが、室温が20度以下なら必ずヒーターで暖めないといけない!という固定観念も考えものです。

手乗りのものや、幼鳥、老鳥、病鳥に関してはやはり20度あたりを目安にしたいものですが、元気な成鳥に関してはもう少し低めの温度を目安にしてもよいでしょう。
あまりに適温ぬくぬくを維持し過ぎると、発情を促進してしまうためです。

桜文鳥

逆に病気などで弱っているときは、きっちり暖めてやる必要があります。室内は暖房を効かせ、その上でペットヒーターや湯たんぽ、電気毛布などを使って深夜帯でも冷えないようにしましょう。
エアコンを使用する時は、温風が直接ケージに当たらないように。