布団が、足先が冷たくて眠れない…
一日の終わり、あっという間にすやすやと眠りについて幸せなひととき…のはずが、寒い季節はなかなかそうはいきません。
冷たい布団はなかなか暖まらず、一番冷える足先に至ってはむしろどんどん冷えて行く感覚さえありませんか。そこで温かく眠りにつけるアイデアを一挙紹介。
63:ホットカーペットを活用する
就寝時の布団が冷たいのなら、あらかじめ温めておけばいいわけです。
そこで便利なのが、ホットカーペット。1畳タイプなどの小さめサイズのホットカーペットをお持ちなら布団の下にホットカーペットを敷いておいて、寝る15分くらい前からスイッチを入れて温めておきます。
そしていい感じに布団が温まったらいざ就寝。既に温かくなっていますからホットカーペットの電源は切ってもいいですし、タイマーがある機種ならばあらかじめ1時間でパワーオフになるよう設定しておけば安心です。
ホットカーペットのオススメアイテム
64:布団乾燥機をフル活用
梅雨や花粉が飛ぶ時期など外で布団が干せない日が続くと活躍するのが布団乾燥機。一人暮らしで昼間外出しがちな人や、ベランダなどに布団を干せない環境の人にも人気の定番家電です。
今ではアロマ機能や衣類乾燥機能などの高機能商品もラインナップされる布団乾燥機ですが、注目したいのは布団を乾燥させるために温風を発生させるという基本的原理。
寝る前に温風で布団乾燥機をタイマー運転しておけば、布団に入ればもうぬくぬくです。何時間も使うわけではないため電気代もエアコンなどに較べればかなり安くあがります。
布団乾燥機のオススメアイテム
65:やっぱり基本は湯たんぽ
足もとの冷えを防ぐ昔からの知恵といえば湯たんぽ。
アルミ製のものだけでなく、軽くて熱くなり過ぎないポリ製のものが安くて人気です。
また、さらに手軽なところでは2Lサイズのペットボトルに湯を入れてタオルをくるっと巻いた簡易手作り湯たんぽでもいい感じに温まります。
ただ、熱湯を注ぐとペットボトルが変形したり溶けたりしますので、湯温は60度くらいを目安にしましょう。
お湯をいちいち沸かすのが面倒だ、という人には電子レンジで温めるタイプの湯たんぽもあります。こちらは商品や大きさにもよりますが600Wの電子レンジで片面3分半、ひっくり返して裏面3分半の計7分温めて、カバーに入れて使用します。おおよそ6~8時間はぬくぬくが続きます。
お湯を毎回捨てる手間がないのも魅力ですし、7分ほどの電子レンジの運転だと電気代も3円ほどなのでガスで湯を沸かすのと同等。ガス機器にプロパンガスを利用しているならむしろガスよりも安上がりです。
湯たんぽのオススメアイテム
66:電気代が安いあんかも魅力
湯たんぽとともに定番の足もとぬくぬくアイテムなのが電気あんか。従来の固くて高さのあるものに加え、今では柔らかく薄手のものが流通しています。ポリの湯たんぽの固さと高さが苦手という人にはこちらがオススメ。
価格もお手頃で、電気代も非常に安いので気軽に買えるのも嬉しいですね。
ただしタイマー付きの商品は少ないので、朝、電源の切り忘れには注意しましょう。
電気あんかのオススメアイテム
67:寝る時に腹巻きをして眠る
腹巻きをして眠ると言っても、寝冷えを防ぐために腹巻きをする、という発想ではありません。
腹部は全身の血液が集まってくる場所でもあります。その腹部を温めることで、温まった血液が手足の末端まで行き届き、結果的に足先の冷えが解消されるという理屈。
腹巻きだけで全面的な冷え解消にはなりませんが、補助的な役割として、他の対策と併用して実践してみましょう。
腹巻きのオススメアイテム
68:足を締め付けない
足先が冷えるからと言ってきつめの靴下を重ね履きして、がんじがらめにしてしまうのはあまりよろしくありません。
足は寝ている間にも汗をかきます。それは夏だけでなく冬でも同じことで、靴下でがんじがらめにしてしまうと、かいた汗が冷めて朝方に足をさらに冷やしてしまうことがあります。
足を締め付けることで血流が悪くなり、さらに冷えてしまう結果にもなってしまいます。
なるべくなら靴下は履かずに寝た方がいいでしょう。
代わりに足をゆるく包むレッグウォーマーを装用します。パジャマの上からではなく、素足に履くのがポイントです。
レッグウォーマーのオススメアイテム
69:毛布にサンドウィッチされる
冬場は掛け布団、敷布団にさらに毛布を加えて寝ています、という人が多いと思いますが、いっそ、毛布を2枚使うのはいかがでしょう。
下から、敷布団、毛布、掛け布団、毛布、の順番で重ね、下の毛布と駆け布団の間に身体を入れて就寝します。原始的ではありますが、温かさはピカイチです。
毛布が1枚しかない場合は、下から敷布団、毛布、掛け布団の順で重ね、毛布と掛け布団の間に身体を入れましょう。
どちらにせよ身体の下に毛布を1枚敷くというのが鉄則です。