寒いオフィス。デスク周りを暖かくするアイデア
あったかいオフィスなら仕事もはかどるけれど、壁から床から伝わってくる寒さにプルプル震えながら働くのはさすがにつらいもの。
とはいえ、暖房の設定を勝手にいじるわけにはいかないし、そもそも暖房の効きが悪いオフィスだと、空調に頼るにも限界があります。
そこで自分のデスク周りだけでも暖かくする寒さ対策を集めてみました。
18:とにかく重ね着
まずは何と言っても着こむことです。私服環境で働いている人に限らず、制服やスーツでも工夫はできます。
気を配りたいのがインナー。
ヒートテックなどの薄くても保温機能の高いものを着ましょう。
また、分厚い服を1枚着るよりも、薄手の服を何枚も重ね着したほうが保温効果が上がります。薄い空気の層を何層も作ることで、保温性を増す工夫をしましょう。
女性の場合、襟元を開けている人も多いですが、首を冷やすと寒さをより強く感じてしまいますので、首回りを晒さないようにしましょう。襟が多いく開いたシャツを着る場合は、スカーフやショールで防御を。
腰回りは腹巻きでやり過ごすのもアイデア。どうせ外からは見えませんしね。カラフルな素材の腹巻きがたくさん売りだされていますが、シャツから透けて見えないように薄い色のものをセレクトしましょう。
またスカートよりもパンツの方が脚を晒さずに済みますので当然暖かいですよね。制服の場合、どうしようもない場合も多いですが、なるべくパンツスタイルで過ごします。やむを得ずスカート着用ならば、レギンスなどでガードは必須です。
ふくらはぎを温めるとかなり楽になりますので、レッグウォーマーを着用するのもGOOD。
靴下も厚めの素材か、二重履きをして足先の冷えを防ぎます。
腹巻きのオススメアイテム
19:デスクの下に段ボール
ちょっと見た目はアレですが、意外と効果があるのが段ボールです。
デスク下のスペースにやや大きめの段ボールの口を開けて置いておき、足を中に入れてしまうのです。
また、その下にも別の段ボールをもう1枚敷いておくと床からの冷気をさらにシャットアウトしてくれます。
ホームレスの人が段ボールを多用するのは、寒さを遮断してくれるから。その威力がしっかり分かるアイデアです。
とはいえ段ボールじゃちょっとね…、熱を発してくれるわけでもないし…と思うなら、デスクヒーターはいかがでしょう。ついたてのような形状をして、三方から熱を発して下半身を暖めてくれるタイプのものや、デスクの天板裏に設置するタイプなどがあります。
デスクヒーターのオススメアイテム
20:足元に湯たんぽ
足先の冷えを解消するために、段ボールで囲ってしまう策プラス、もう1つのアイデアを実行してダブルで温まりましょう。
オフィス内でサンダル履きが許されていたり、靴を脱いでも特に問題がない環境ならば、先述の段ボールの底にフリース素材や毛布を敷き詰めて足を入れておけばあたたか。
さらに湯たんぽを置いて足を載せれば完璧です。会社に電子レンジがあるなら電子レンジで温める湯たんぽが便利ですし、普通の湯たんぽなら、給湯器のお湯を使うか、もしくは自宅から魔法瓶の水筒にお湯を入れて持参しましょう。
湯たんぽのオススメアイテム
21:腰回りにはひざかけを
足先の冷えが解消されても、まだふとももから腰回りの冷えの問題が残りますね。
手軽なところではひざかけを利用しましょう。足を段ボールに突っ込んで上からひざかけをすれば、随分暖かく感じます。
もしくはUSB給電タイプのひざかけも便利です。
ただし電気を使うため、使う前に会社から許可を取りましょう。無断で使えば盗電の扱いをされても仕方ありません。
USBひざかけのオススメアイテム
22:手先の冷えはカイロで緩和
手先を温める場合、手袋をするのが一番簡単ではありますが、手袋をしたままでデスクワークをこなすのは、ちょっと実務的にも見た目にも問題があるかもしれません。
となれば、あらかじめ手先を暖めておくしかないわけですが、そこで役立つのがカイロ。毎朝使い捨てカイロを開封して持って行っても良いのですが、どうせなら充電電池式のカイロをポケットに忍ばせておきましょう。
指先が冷える始業前にカイロを握り、仕事中はポケットに戻して、たまに触っていれば指先の感覚を失いません。またオンオフのスイッチがあるので、暖かいときはスイッチを切っておけば暑い思いをしないですみます。