激しい運動は身体を温めます。が…ダルいですよね
身体を動かすと、カラダは温まりますし、激しい運動だと汗までかきますよね。
逆に言えば、運動しなくなると血流が滞りがちになり、その結果カラダが冷えてしまいます。それでも冷えやすい場所だけをピンポイントで狙って適当量の運動をすれば、冷えはすっきり解消できるわけです。そこでぜひ試したい寒さ対策がストレッチです。
81:まずは冷えやすい足先からストレッチ
冬場、もっとも冷える足先。まずはここを温めましょう。足先が温まると、それだけでもだいぶマシになりますよ。
方法は簡単!
素足になって、足を伸ばします。そして足の指に力を入れて指間を広げたり縮めたりを繰り返しましょう。
続いて、足の指をぎゅっと手で掴みます。親指から小指までまるっと掴みましょう。そして足の指を掴んだ状態で大きくぐるぐるっと円を描くように手を動かします。
これでOKです。これだけでもじわりとカラダが暖かくなるものです。
82:続いて足首ストレッチ!
椅子に腰かけてするストレッチはオフィスでも手軽にできます。
単純に座ったまま足首を伸ばしたり、ぐるぐると回したりするだけです。30秒くらい続けるのがポイントです。
また、立っている時、電車の待ち時間、炊事の立ち仕事のときにできてしまうストレッチもあります。
かかとを浮かせたつま先立ちをします。そのままキープして3~5秒くらいしたら戻します。再度上げ下げを繰り返せばOK。
自宅で寛いでいるときには、次のストレッチを試してください。
両足を伸ばして座り、片足を曲げて反対の足の上に載せます。
片手で足の指を握り、もう片方の手でかかとを掴んで固定し、足首をぐるぐると回しましょう。回転はスローリーに。反対側もしっかりと。
以上3点セットをこなせば、だいぶ冷えも治まっているはずです。
83:ふとももと腰のストレッチ
寒さが厳しくなると腰が冷えてきます。腰と一緒にふともももストレッチすることで冷えを解消しましょう。
座った状態で手で片足のつま先を掴み、上半身を前に倒します。
ふとももの裏側が伸びている状態を5秒キープ。反対側の脚も同じように繰り返します。
また、椅子に腰かけた状態でできるストレッチも。
椅子に浅く腰かけ、片足をぐっと伸ばします。そのまま息を吐きながら身体を前にゆっくり倒してキープ。反対側も同じように繰り返せばOKです。
立ったままするスクワットタイプのストレッチもあります。
直立の状態でお尻をやや後ろに突きだします。上半身は垂直を保つようにして、そのままゆっくりと腰を落としていきます。両脚は揃え、開かないようにするのがポイント。
腰を落としたら今度はゆっくり上げて行き、直立に戻します。
84:首と腕のストレッチも
まずは、両手を後ろにまわして、手首をもう片方の手で掴みます。そして掴んだ手を外側へ向けてゆっくり引っ張るストレッチです。これで肩から腕にかけて血行を促進できます。
続いて、両手を首の後ろにあてます。その両手を上下に揺すります。首の後ろを刺激することで、充分ストレッチになるのです。
85:手首と指のストレッチで仕上げ
最後は手首と指をストレッチでほぐして血行を改善して温めましょう。
片方の腕を地面に対して平行にまっすぐ伸ばします。そのとき掌を前に向くようにぐいっと手首を曲げましょう。
そしてもう片方の手で指先を掴んで、ゆっくりと下へ引き伸ばします。10秒キープしたら、反対側も同じように伸ばせば完了です。
肘をまっすぐ伸ばすのがポイント。