ホットドリンクを正しく選んで、身体の中からぽかぽかに
ぴゅーぴゅー北風が吹く寒い季節に、手軽に温かくなれるアイテムといえばホットドリンク。自販機でも気軽に買えますよね。
しかし、ホットドリンクならなんでもOKというわけではありません。実は身体を冷やす働きがある飲み物というものがあるのです。温かくなるはずが逆効果なんてことにないように、しっかりチェックしておきましょう。
34:コーヒーは身体を冷やす
寒い屋外、自販機で缶コーヒーを買って手をぬくめながら熱々を飲んで暖を取る…よくある光景ですが、実はコレ、逆効果なのです。
意外ですが、コーヒーには身体を冷やしてしまう効果があるのです。飲めば飲むほど身体は冷えてしまうので、あまり飲まない方が吉。
とはいえコーヒー無しでは生きていけない!という人にコーヒー飲むなと言うのも無理な話なので、そのあたりは適宜調整してください。
35:緑茶や牛乳も実はあんまり…
ホットにしても結果的に身体を冷やしてしまう働きをする飲み物は、コーヒー以外にもいろいろあります。
意外なところでは牛乳や緑茶。抹茶や玉露もNGです。
さらに豆乳、水も同様に身体を冷やします。
ジュースや清涼飲料水はいかにも身体を冷やしそうな雰囲気がありますが、まさにそのとおり。麦茶も同様です。
アルコールを飲むと身体がほてってきますが、ビール、焼酎、ウイスキー、白ワインは結果的に身体を冷まします。
36:お茶を飲むなら紅茶か烏龍茶
身体を芯から温めるなら、オススメは紅茶か烏龍茶です。
また、身体を温めることで有名な生姜を組み合わせて、生姜紅茶でいただけば効果もアップ。
冷えは体内の過剰な水分が引き起こすとも言われていますので、利尿作用の高い温かい紅茶と生姜を双方取り込むことで、体内を温めて、かつ余分な水分を排出してくれます。
生姜紅茶のオススメアイテム
37:お酒を飲むなら赤ワイン
身体を冷やしてしまうお酒を先述しましたが、もちろん身体を芯から温めてくれるお酒もあります。
代表的なものは赤ワインです。飲むと血行が良くなりますので、量を加減していただきましょう。また赤ワインはやたらと冷やして飲むものではありません。逆に温めてホットワインにして飲むと効果覿面です。保温効果のあるシナモンを加えると風味も変わってより楽しめます。
ほかにも、日本酒や紹興酒も冷えに効果的とされています。
38:他にもこんな飲み物を
他にも冷えに効果的な飲み物といえば、タンポポ茶(タンポポコーヒー)や黒豆茶がオススメ。
また、生姜紅茶でオススメしたとおり、生姜を活用するのも手です。すりおろした生姜もしくはチューブ入りの生姜を味噌汁に入れて飲んだり、生姜湯をいただきましょう。生姜入りのホットはちみつレモンもいいですよ。
タンポポコーヒーのオススメアイテム
39:いつ飲めば身体が温まる?
いくら身体を温めたいからといって、一日中ずっと飲んでるわけにもいきません。そこで押さえておきたい3つのタイミング。1日に3度、このタイミングに先述したホットドリンクを飲むのが効果的です。
まずは朝。一日のうちで一番寒くなるのが朝です。ここで身体を温めておかないといいスタートが切れません。
そして入浴前。風呂上りに身体が冷えるのを防ぐ効果があります。ただし、入浴前に飲酒は厳禁です。
最後は就寝前。身体を温めてから布団に入れば眠りにつきやすくなる効果も。ただし、緑茶や紅茶などのカフェインが入った飲み物は入眠を妨げますのでNGです。